乳がん検診を

より身近に確実に

 

Smart Opinionが目指す世界

今後人口が減少する日本において、より多くの女性が活躍することが欠かせません。そのためには社会全体で女性の健康をサポートすることが必要です。乳がんは、死亡者数が30年前の約3倍になり、今や11人に1人がなる病気になりました。

乳がんは30代から増加し始め、40代後半から50代前半にピークを迎えます。20代で患う人もいますので、若い頃から関心を持つことが重要です。

早期で治療すれば生存率の高い病気ですので、疑いがなくても定期的に検診を行い、早期に発見することが鍵となります。

しかし、日本の乳がん検診率は、44%と欧米諸国に比べて低い水準にあります。日本の方が若い人の方にピークがあることを考えると、もっと気軽に検診を受けられる環境になっています。

現在の検診の中心はマンモグラフィですが、日本人の特性を考えると、実は超音波検査との併用が望ましいと言われています。

痛みがなく、広く普及している超音波検査装置で気軽に検診できる環境、これが検診率を高め、乳がんの早期発見を増やすためには不可欠だとSmart Opinionは考えています。こうした環境を実現するために、医師がAI画像診断技術を活用し、乳がんを発見しやすくする環境作りをサポートを致します。

全国どこにいる女性でも、乳がんをより簡易に確実に早期発見できる環境、それがSmart Opinionの目指す世界です。

 

乳がん検診における超音波検査

現在の乳がん検診の中心であるマンモグラフィは、70代にピークがある米国からきたものです。日本の40代の女性の半分以上の人は「デンスブレスト(高濃度乳腺)」であり、その場合、マンモグラフィでは多くの部分が白く映り、乳がんと見分けづらい問題があります。

超音波検査は、デンスブレストの問題がありませんので特に40代の検診では有効です。一方、超音波検査の課題は、読影が難しく、全国的に経験豊かな放射線技師・放射線科医が不足していることです。

AI画像診断技術は、そうした点を補い、国内トップクラスの読影レベルで、医師が乳がんを発見するのをサポートします。

日本にあった検査法のエビデンスが集まり「超音波検査+マンモグラフィ」が標準検査となり、全国どこにいる女性でも、より確実に乳がんを早期発見できる環境が理想的です。

超音波検査で見えることとは

​マンモグラフィが得意とするのは、石灰化した非浸潤癌の発見です。

 

癌で深刻なのは浸潤性の癌で、マンモグラフィでは大きさ1cm以下の浸潤癌を検出できないことが多いのが現状です。

大きさ1cmの浸潤癌は、1年後にはリンパ節転移や遠隔転移をしている可能性があり、検出できない場合、致命傷になりかねません。

また石灰化は良性のことも多く、精密検査をして偽陽性であることも多くあります。

一方、超音波検査はX線の被曝の心配がなく、乳がんの99%である腫瘤を検出でき、経験豊かな放射線科医でしたら90%以上の確率で悪性と診断できます。

欠点としては、石灰化がみつけにくい点と、検査を行う医師あるいは技師の検査技量に依存する点がありますが、上記のような点から、特に日本では超音波検査も行う必要が叫ばれています。

​臨床からの声

“日本では、乳がんの早期発見を増やすには、マンモグラフィだけでなく超音波検査を必ず行うことが不可欠です。これまでの診断を学んだAI技術は、超音波検査が抱える課題を解決し、新しい時代を作ると期待しています”

林田 哲 医師
慶應義塾大学病院
​ブレストセンター長